本日もまたまたタフなステージ。いよいよロッキー山脈越え、完走するためには32kmの上りで標高3,300mのウルフ・クリーク・パスを通過しなければならない。上りの後は7%の下りが13km。100歳以上のモーターサイクルにとってはかなりのリスクを伴うため、そしてクラスI(1シリンダー・トランスミッションなし)のライダーは特に、パスの手前でサポートに引き上げてもらい、パスの後の町で降ろして続きを乗る、という選択も与えられた。もちろんその分ポイントはもらえない。しかし、チーム80番にそんな選択はない。進むべき道があるならただ進むだけ。それに我がチームには秘密兵器ロッキーN美氏がいるではないか!
due to the high altitude, the temperature dropped drastically that Niimie had to take his N-1 jacket. go Niimie, go! we'll see you at the finish!
標高が上がったせいで気温が急激に下がりついにN-1ジャケットが登場。とにかくゴールで待ってるから、ロッキーを制覇して無事に戻って来てねー。ひゅうひゅう、ロッキー新美!
the landscape changed dramatically in Colorado. (photo: shinya)
コロラドに入るとずっと続いていたコーン畑の景色とはガラッと変わった。(木村氏撮影)
(photo: shinya)
(木村氏撮影)
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本日のゴールにて待っていると、今日のウルフ・クリーク・パスの上りがどれだけキラーだったかという話で持ち切りに。パスを行く選択をしたライダー全員ぶっ壊れた、急坂を7マイル押した者がいる、などの噂が駆け巡り、絶対にロッキーN美が戻って来ると信じて待っている我々を不安にさせる。しかし、いつもステディに早い時間にゴールしてくるヘンダーソンや70代のライダーも着々とゴールし始め、どんなに遅くなってもN美氏はきっとゴールすると思い直してひたすら待つ。
#56 1914 Harley-Davidson
#49 1912 Henderson
#42 1914 Indian
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and Niimie made it!!
キタァァァァ!#80、N美氏、完走!
with Niimie's past successful experiences to go over Rocky Mountains on the 1915 Indian, "it was the toughest" he said.
ロッキーN美氏をもってしても「今まででいちばんきつかった」そうです。ザ・過酷。
the front leaf spring broke with a snap and Niimie had to give first aid to keep on going...
they are not just completing the stage, all riders have their own untold stories/dramas on the way to get to the finish line. it vanish right after they finish but it will be engraved in their heart.
ただ走ってゴールしたという話ではない。どんなに調子が良くでも途中で様々なプチ困難を乗り越えてゴールに辿り着く、ライダーだけが経験する過酷なチャレンジがある。ゴールした途端にそういうことが全部吹っ飛んでしまうらしくて多くは語られないけれど、きっとそれぞれの心の中に刻まれているんだろうな。
and go straight to our pit :D it makes us all happy that our Indian has no major issue.
すぐにピットへ。インディアンに大きな問題がない、というのが嬉しい。
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