ホンダ・ハンサムSSを連れて、「お金を掛けず、何にも囚われず、工夫と果てることのない情熱で作ったオートバイ大会」の会場、デアスにやって参りました。エントリーする訳ではなく、審査を引き受けてしまったので。（審査なんて苦手なのでこの時点ではやや後悔中）
oh, my! shinya makes a serious try to be a judge @@
とは言え、真剣に審査員を装っている木村氏。
それもそのはず。皆がエントリーしているのは、それぞれの大切な愛してやまないオートバイ。無限の時間と惜しみない尽力を捧げて作ったり直したり走れるようにしたり・・・オートバイに乗って遊ぶのが好きな人なら誰でも最初にぶち当たる壁でもあり歓びでもある「あの感覚」がいっぱい詰まっている！しかも、パッと見はそんなに工夫していないように見えたとしても、それぞれ制作者の話を聞くと面白ろビックリ涙ちょちょ切れ物語で一杯！もう参りました。審査どころの話じゃなくなってる！
ingenious mini bike side car! they put together all sorts of parts, some from a dumpster, some from other vehicles, made and modified something out of something... besides that, they race this and they are fast!
このミニバイクのサイドカーはゴミ箱から見つけたものを使ったり、他の乗り物のパーツを改造したり本当にお金を掛けずに工夫に工夫を重ねて作ってある上に、実際にレースに出ていて、しかもぶっちぎりで優勝したりしているという・・・
始めて作ったオートバイです、という若者ばかりじゃありません。ずーーっと何年もかけて一台を仕上げたり、長年の趣味の時間で過去に何台もいじくり倒しているというおじいちゃんとかも参加しているところがこれまたびっくり！これはスワップミートで5ドル、これはイーベイで激安で見つけて・・・なんていかにお金を掛けていないかを力説する年配の男性。
この彼のハーレーも叔父さんから譲り受けた時はバラバラのバスケット・ケースだったものを、少しずつ自分で走れるようにして、パーツもあるものを何とか使えるように加工したり色んな工夫がされていました。
niimie was enjoying the event, too :)
おっと、N美氏も色んなオートバイを見て楽しんでいます。完全に場に溶け込んでいますね。
nice color matching vest!
素敵なヴェストも気になる彼。
2年前、パサディナのデザイン・センターの卒業展で乗り物科でもないのにオートバイで卒業制作に挑んでいたJが2台目を仕上げてエントリーしていてびっくり。相変わらず試行錯誤の連続だったそうですが、何より、オートバイをいじることを続けていたことが嬉しい！
"OR WUT is based on a 1976 R90/6 with spare parts and little treasures that i have collected in my garage over the last 35 years. I wanted to build a city bike that would not attract thieves, immune to scratches & bruises and with an edge..." WOW
こちらは「76年のベーエムヴェーR90/6をベースに35年以上かけて集めたパーツや（自分にとっての）お宝を使って軽くてクイックな街乗り用、バイク泥棒の餌食になることなく、傷なんて気にせず乗れる上にエッジの効いた一台に仕上げました。」そうです。
this laverda was the perfect work of art but too bad it didn't qualify for the concept of this build off, "making the most with the least"...
いやいや、こちらの美しいラヴェルダは完璧なプロの仕事。ビルダーもプロでしたので、残念ながら今回の大会の趣旨のひとつ「お金を掛けずに」から外れてしまっているということで、選外に。でも、一際目を引く一台でした。
one of the judges of 5, Yoshi is the best person to be a judge!
審査員の内の一人、と言うより審査員長にふさわしいガレージ・カンパニーのKサカ氏。
some came from out-of-state.
州外から参加している人達も。まさに情熱ですね。
the best five were chosen.
最終的に5人の審査員に選ばれた5台。
the first place goes to...these guys.
やっぱり実際にこれで90マイルも出してレースしている彼らが一等賞に。めちゃくちゃ楽しんでいるのが見て取れます。
木村氏が昨晩作った小さいトロフィーは、こちらの先生と生徒のコンビで仕上げた一台に。（先生がオートバイ担当で生徒はタンクを黒板に見立ててチョークで画を描いた）
the teacher and his father :) we chatted with the father during the show and found out that we've met on the salt flats and dry lake a couple of times because they race their motorcycle, too. shinya didn't know the teacher was his son, though.
先生と先生のお父さん。なんと、お父さんと知らずに大会の最中におしゃべりして、ボンネビルやエルミラージで息子とレースしていて、お前達を見たこと何回もあるぞ、と言われていました。偶然選んだのが今回エントリーしていた息子さん（先生）だったのです。
the best part was they all rode back!!
お開きになって皆ふつーに乗って帰るところ。
wooly!
judges and Yoshi's beautiful JD.
審査員が大集合。Kサカ氏のJDと。もち、乗っていらっしゃいました。
Lori rode her triumph from long beach :)
紅一点の女性審査員Lはこのトライアンフでロングビーチから。
handsome SS and judges.
ハンサムSSと。
the first place winner
一等賞のミニ・サイドカー
:D
wish we could ride the handsome SS back... anyway, shinya is not so into ranking or judging somebody else's special vehicles. however, meeting those enthusiasts full of unique ideas was very inspiring. we had great time and enjoyed the event so much. thank you all entrants for sharing your super cool machines and stories behind them, and it was a pleasure meeting all judges and guys at Deus who organized such a fun show!
乗って帰りたい所だけど、ハンサムじゃちょっと遠すぎなので積みます。さて、人の乗り物に順位を付けたり審査したりに興味がないので気重だったらしい木村氏。でも会場で出会ったオートバイにはそれぞれストーリーがあって、作り手それぞれが自分の好きなようにいじくって自分らしく楽しんでいて、他の人が何と言おうとも自分のバイクが大好きだ！という姿を見て、そうだよ、それだよ！と審査も忘れて夢中になって楽しんじゃっていました。今日出会った皆にありがとう！あと、デアスの皆もありがとう！
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